ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2022.1.3 15:15

そこそこ混雑した正月じゃった

箱根駅伝は、今年みたいに沿道に観客が詰めかけていないとね!
やっぱりスポーツには声援がなきゃ。

あれを家族みんなで眺めつつ、

「この子、1年生で山登りやに!」
「この大学もついにナイキの厚底に手を染めてるやん」
「ちゃうちゃう、手ちゃうに。足やに」
「あんな倒れ込むほど必死に走ったんや~ええ子や~ん」
「必死で走った感にみずから飲まれてのパフォーマンスちゃう?」
「ちゃうちゃう! しんどいんちゃう?」
「若の神ってなんなん? 意味わからへんねやけど」

などなど好き勝手に話しながらお雑煮を食べるのがうちのお正月。
今年は、母が間違えて、いつもの餅でなく、たがね餅を買って
きていたのだけど、なかなか食べやすくておいしいし、
粘度も低いから、喉につまりにくいのではないかしら?
コロナ死よりも多く危険な「餅死」からお年寄りを守るには、
たがね餅を売ることだと思う。

去年と違って新幹線が混んでいるので、帰りは、
名古屋から乗ると網棚が荷物でいっぱいになっていて、
スーツケースを座席の足元に置くしかなかった。

しかも、実家を処分したときに私が引き取ることになっていた
60センチ×3キロ大の裸婦像を運んでいたので、
東京までずっと裸婦像抱えて座っていた。
母親は、古いものは何でも捨てて整理してしまうのが好きで、
絵も置物も古文書もレコードも次々と粗大ごみに出してしまう。
3年かけて裸婦像2体と、木彫りのおっちゃんが水飲んでる像を
新宿までせっせと運んだ。
大変だったけど、手元に置きたかったものなのでよかった。

全開ではないけど、普通に帰省して、普通に初詣に並んで、
普通に焼肉など食べに出かけている家族が多かった印象なんだけど、
知人のお宅のなかには、地方から3家族が帰省してきたのを、
じいじ&ばあばが、マスク+フェイスシールドでお迎えした上、
3家族それぞれを、リビング、和室、洋室に隔離して、
別々に食事させ、翌日は、3家族に食事代を配って早々に帰らせた
という家があったらしい。
そんな実家には帰らないほうがいいと思った。

しかし、ワクチン打ってそんななんだから、あきれちゃう。
普通、人をそんなふうに扱うのでなく、
ワクチンのほうに「あかんやん! 効果ないし、意味ないやん!」と
文句が向かうんじゃないのかなあ。

やれやれ、しかし私は、犬アレルギーで結膜腫れ上がって大変やった。
さて、今から仕事しますよ。

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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